「AIには作れないLP」とは?

「AIには作れないLP」とは?

昨今、「生成AIを使えば簡単にLPが作れる」といった話がSNSなどで散見されます。

確かに、生成AIのアウトプットは凄いです。
「これで良いんじゃない」と思えるような、いい感じのLPがすぐに出来上がります。

しかし、「いい感じのLP」が結果を出せるLPとは限りません。

当サービスの制作するLPは、見た目良くデザインしただけのLPではありません。
効果を出せるよう計算した構成、デザイン、実装を行っております。
そこが、AIの作る「いい感じのLP」とは違うところです。

具体的な違いをいくつか挙げてみます。

構成

AIは指示したことしかしません。
なので、集客設計の全体像を考慮してLPを構成することは基本的にできません。
もちろん、そうするよう指示すればAIでも可能ですが、その意図を持って指示する必要があります。

また、認知的不協和やカクテルパーティ効果など人間心理をついたテクニックを随時適切に活用することもできません。
これももちろん、具体的に指示すれば可能ですが、いちいち指示できるぐらいならわざわざAIを使う意味がありません。

一方、AIは、QUESTフォーミュラなど既存のフレームワークを指定すると、それに沿って構成するのが得意です。
ただ、フレームワークに沿わせようとするあまり、元の情報を捻じ曲げたり、重複させたり、読みにくくさせてしまうことが多いのは否めません。
目的達成のために視野狭窄になりやすいと言えます。

デザイン

AIは、レイアウトは上手です。が、適切に装飾を施したり、適切な画像を配置したりはできません。
デザイン面での「適切に」というのは、読者の理解を助け、かつ違和感を持たせないといった点を重視します。
AIは「よくある感じ」に「そつなくまとめる」のは得意ですが、読者視点での閲覧体験は考慮しません。

実装

AIは、HTML&CSSでウェブページを生成するのはかなり上手です。
ただ、それ以上のことは提案してくれません。

例えば、必要性を判断して特商法の表示やプライバシーポリシーページを追加したり、ユーザー層や閲覧シーンを考慮して追従ボタンを設置したり、SNSでの表示設定を追加したりはしません。

そもそも、あなたにとって適切な実装方法を提案することもできません。
例えば、HTMLよりWordPressでの実装が適していると判断することもなければ、初めてあなたがWordPressを採用するとしても、何から始めればいいのか教えてくれるわけでもありません。
(そもそも、LPをWordPress上に構築することも今のところできません。)

まとめ:AIは有用ですが、そのまま成果物にはできません

AIは、指示すれば一応それに沿って作業してくれるものの、通り一遍の対応だったり、他の部分がおざなりになってしまいます。
つまり「適切」かつ「柔軟」に対応するのが難しいように感じます。人間で言えば「ただ“やった感”を出すためのアリバイ作り」のような仕事ぶりが否めません。

もちろん、指示したことはやってくれるので、有用なのは間違いありません。
実際、私も、論点を整理したり、フレームワークに落とし込むなどの部分的な作業にはAIを活用しています。
しかも、ご存知の通りまだまだAIは急速に発展を続けています。ここに書いた内容も、1年も経たずに陳腐化する可能性があります。

とは言え、熟練した人間が総合的な知識を総動員して「適切」かつ「柔軟」に作成する制作物にはまだまだ、ひょっとすると永遠に、たどり着けないのではないかと感じています。